|
 |
 |
 |
|
|
 |
|
|
■世界少女名作全集 全30巻 30巻揃いセット
品切れ
偕成社から昭和33年-35年に出版された30巻セット。
「少年少女期の読物ほど大事なものはない。さきに少年たちのために名作冒険全集を発行した偕成社が、今度は少女たちのために豊かな情操と知性を培うに足るものを、世界の名作中から選び集めたことは、まことに時宜を得た企てである。試みに選ばれた原作と執筆者の顔ぶれを見ると安心して奨められるものと信じ、この全集が広く世に行われることを願うものである」(佐藤春夫)
書き手・描き手がすごいです。村岡花子、新川和江、山室静、三木澄子、白木茂ほか、イラストに当時40代だった武部本一郎(1914年―80年)、やはり当時40代だったいわさき・ちひろ(1918年ー74年)ほか。
ラインナップ、編集も素晴らしい。
大人たちが果敢に児童文学と向かい合い、真摯にトライしていた時代ーその残り香を感じさせるのは、この時期ぐらいまででしょうか・・・。
巻頭には「この物語の主な人々」(登場人物紹介)、巻末には書き手による解説があり、とても充実しております。
ハードカバー カバーつき。A5判。各巻210ページ。イラスト多数、4色カラーの口絵が1冊に8ページずつ含まれています。
昭和34年6月に出版された22巻の巻末広告には「全30巻」と書かれていますが、出版当時も好評だったようで、急遽、2冊が増えた様子。昭和34年8月出版 23巻以降の巻末広告には「全32巻」となっています。
出版当時から55年以上が経過しております。カバーにいくらか破れ、イタミ、小口ほかヤケなどありますが、本そのものはまだまだ長くお読みいただけます保存状態です。
●青い眼のレベッカ ウィギン 編著・谷村まち子 カバー絵・口絵・挿絵 西村保史郎 偕成社 世界少女名作全集・1 昭和33年(記載なきもの初版、以下同)
●2巻 銀のスケート靴 ドッジ 編著・野田開作 カバー絵・口絵・挿絵 山内秀一 昭和33年
●3巻 さすらいの少女 ディケンズ 編著・新川和江 カバー図案・菅谷利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 武部本一郎 昭和33年 34年の再版
●4巻 赤毛のアン モンゴメリー 編著・村岡花子 表紙・扉 白井哲 カバー図案 菅野利彦 カバー絵・口絵・挿絵・矢車涼 昭和33年 35年の3版
●5巻 少女ナンシーの冒険 キーン 編著・諏訪晃代 表紙・扉 白井哲 カバー図案・菅野利彦 カバー絵・口絵・挿絵 高木清 昭和33年
●6巻 エレン物語 ウェザレル 編著・伊藤佐喜雄 表紙・遠藤てるよ カバー図案・菅野利彦 カバー絵・口絵・挿絵 原新一 昭和33年 34年の再版
●7巻 サーカスの少女 アボット 編著・岸なみ カバー図案・菅野利彦 表紙・遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 岡野謙二 昭和33年 34年の再版
●8巻 コルネリの幸福 スピリ 編著・富沢有為男 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 武部本一郎 昭和33年 34年の再版
●9巻 足ながおじさん ウェブスター 編著・三木澄子 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ 挿絵・辰己まさ江 昭和33年 34年の再版
●10巻 バレエ物語 バレエ名作 編著・伊藤佐喜雄 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 西村保史郎 昭和34年 同年の再版
●11巻 母のいのり ブローティー 編著・山本藤枝 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 山本冬児 昭和34年 35年の3版
●12巻 ジプシーの少女 シュティフター 編著・山室静 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 斉藤寿夫 昭和34年
●13巻 人形つかいのポーレ シュトルム 編著・岸なみ カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 下高原千歳 昭和34年
●14巻 若草物語 オルコット 編著・伊藤佐喜雄 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し・カバー絵・口絵・挿絵 遠藤てるよ 昭和34年 35年の3版
●15巻 あらしの中の兄妹 エッシッェンバッハ 編著・二反田半 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 斎藤寿夫 昭和34年 35年の3版
●16巻 美しいポリー オルコット 編著・富沢有為男 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 石田武雄 昭和34年
●17巻 母のつばさ ウィギン 編著・山本藤枝 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 西村保史郎 昭和34年 35年の再版
●18巻 孤児マリー オードー 編著・岡上鈴江 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・挿絵 山中冬児 口絵・武部本一郎 昭和34年
●19巻 あらしの白ばと メストル 編著・野田開品 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 武部本一郎 昭和34年
●20巻 悲しみの王妃 ツワイク 編著・大庭さち子 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 辰己まさ江 昭和34年 同年の再版
●21巻 リラの花さく家 オルコット 編著・山主敏子 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 矢車涼 昭和34年
●22巻 八人のいとこ オルコット 編著・三木澄子 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 田村耕介 昭和34年
●23巻 天使の花かご シュミット 編著・谷村まち子 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 辰己まさ江 昭和34年
●24巻 少女パレアナ E・ポーター 編著・村岡花子 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 斎藤寿夫
「パレアナは、なくなったおとうさんに教わって、「よろこびの遊び」というかわった遊びをしています。
「よろこびの遊び」--とは、いったい、どんな遊びなのでしょうか?
(中略)パレアナは、この遊びをたくさんの人たちにつたて、悲しみや苦しみにしずんでいる心に、望みと喜びをそそぎこみました。
どうか、このパレアナの生きかたをならって、みなさんも、どんな時にも喜ぶことをわすれず、勇気を持ってくらしていってほしいとねがっております」(村岡花子「読者のみなさんへ」より)
昭和34年 35年の再版
●25巻 アルプスの白ゆり スピリ 編著・白木茂 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 石田武雄 昭和34年
●26巻 ケテー物語 クーリッジ 編著・三木澄子 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 いわさき・ちひろ 昭和35年
●27巻 金髪のマーガレット E・ポーター 編著・谷村まち子 カバー図案・菅村利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 田村耕介 昭和34年
●28巻 クリスマスの天地 ウィギン 編著・谷村まち子 カバー図案・菅村利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 若菜珪 昭和34年
●29巻 レビッツ家のひみつ アボット 編著・岸なみ カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し 遠藤てるよ カバー絵・口絵・挿絵 松田穣 昭和35年
●30巻 町からきた少女 ボロンコーワ 編著・野田開作 カバー図案・菅野利彦 表紙・見返し・カバー絵・口絵・挿絵 遠藤てるよ 昭和35年
|
|
|
|
|